▼サウンドトラックCD(輸入盤)
「Home on the Range
ホーム・オン・ザ・レンジ」は、ディズニーニュージェネレーションに一番貢献したアランメンケンが久々に楽曲を描き下ろした。
ヘラクレス(1997年)以来となる本作は現状ディズニー・2Dアニメーション最終作品となるはず。
米公開時に購入して、メロディーを覚えない程度に聞いていたのがやっと解禁。 聞きまくってます。

「Home on the Range
ヘラクレス(1997年)以来となる本作は現状ディズニー・2Dアニメーション最終作品となるはず。
米公開時に購入して、メロディーを覚えない程度に聞いていたのがやっと解禁。 聞きまくってます。
西部劇の本作は王道ウエスタンサウンドとヨーデルで彩られた懐かしくて楽しいメロディーと西部の郷愁を誘う切ない曲がバランス良く心地良い。
アラン・メンケンと言えば『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』で注目され、作詞家ハワード・アーシュマンとの黄金コンビでディズニー新時代をになった一番の作曲家。昔のディズニーファンならば新時代のシャーマン兄弟のような存在。『美女と野獣』で世間的なピークを迎えるも、アーシュマンは他界。有名作詞家が次々とその穴を埋めて新しい時代のディズニー音楽を盛り上げていった。
物語部分と歌曲部分の自然な融合はアーシュマンの十八番とも言える作風。しかし今回の作品はひと味違う。キャラクターが歌う曲は今回の悪役”アラメダ・スリム”が歌うナンバーのみで、他の曲はバックに流れる曲にとどまっている。ディズニー作品で言えばCarol Connorsを起用した『ビアンカの大冒険』(一作目)に近いスタイル。ディズニーアニメとしても、メンケン作品としても少数派に位置する。メンケン節を期待するファンとしてはやや期待と違った作品になるかもしれないが、作品の出来は始めて聞く瞬間からスタンダードナンバーのように感じられる新しくて懐かしい雰囲気を持った名曲揃い。
会社側の”悲しい曲”のリクエストで挿入された「Will the ever sun shine again 」は、気が沈む曲は作りたくないと気が乗らなかったとメンケンは語る。そんな中起こったテロ事件にメンケンは自分のできる事、作曲で事件に対する気持ちを込めた作曲をし、結果的にそのメロディーに合わせて作詞家が後から詞を乗せ本作の曲として使用された。勇ましいメインタイトルとは対照的に「いつ太陽は再び輝くの?」と歌い上げる作品となった。メンケンの経歴の中でも珍しい、そして特別な想いが込められたメロディーになっている。
もう一曲、美しいバラードながら本編曲としては使用されず、エンドクレジットとして使用された「Anytime you need a friend」。ファンとしての勝手な思い入れのせいか、必要な友達がアーシュマンのように聞こえてならない。フィルムでは使われないアラン・メンケン自身が歌うバージョンがCDの最後を飾る曲として収録されていて、他の曲、同じ曲のバージョン違いに比べ、装飾を極限まで減らしたシンプルなアレンジになっている。ピアノとメンケンと言う、まるでデモテープのような最小の音作りは、むき出しの気持ちが伝わってくる。
胸に熱い物がこみ上げてくるのは決してファンの勝手な思い入れだけではないと自分は信じている。
ディズニーに限らず、アラン・メンケンの新たな仕事に期待したい。
アラン・メンケンと言えば『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』で注目され、作詞家ハワード・アーシュマンとの黄金コンビでディズニー新時代をになった一番の作曲家。昔のディズニーファンならば新時代のシャーマン兄弟のような存在。『美女と野獣』で世間的なピークを迎えるも、アーシュマンは他界。有名作詞家が次々とその穴を埋めて新しい時代のディズニー音楽を盛り上げていった。
物語部分と歌曲部分の自然な融合はアーシュマンの十八番とも言える作風。しかし今回の作品はひと味違う。キャラクターが歌う曲は今回の悪役”アラメダ・スリム”が歌うナンバーのみで、他の曲はバックに流れる曲にとどまっている。ディズニー作品で言えばCarol Connorsを起用した『ビアンカの大冒険』(一作目)に近いスタイル。ディズニーアニメとしても、メンケン作品としても少数派に位置する。メンケン節を期待するファンとしてはやや期待と違った作品になるかもしれないが、作品の出来は始めて聞く瞬間からスタンダードナンバーのように感じられる新しくて懐かしい雰囲気を持った名曲揃い。
会社側の”悲しい曲”のリクエストで挿入された「Will the ever sun shine again 」は、気が沈む曲は作りたくないと気が乗らなかったとメンケンは語る。そんな中起こったテロ事件にメンケンは自分のできる事、作曲で事件に対する気持ちを込めた作曲をし、結果的にそのメロディーに合わせて作詞家が後から詞を乗せ本作の曲として使用された。勇ましいメインタイトルとは対照的に「いつ太陽は再び輝くの?」と歌い上げる作品となった。メンケンの経歴の中でも珍しい、そして特別な想いが込められたメロディーになっている。
もう一曲、美しいバラードながら本編曲としては使用されず、エンドクレジットとして使用された「Anytime you need a friend」。ファンとしての勝手な思い入れのせいか、必要な友達がアーシュマンのように聞こえてならない。フィルムでは使われないアラン・メンケン自身が歌うバージョンがCDの最後を飾る曲として収録されていて、他の曲、同じ曲のバージョン違いに比べ、装飾を極限まで減らしたシンプルなアレンジになっている。ピアノとメンケンと言う、まるでデモテープのような最小の音作りは、むき出しの気持ちが伝わってくる。
胸に熱い物がこみ上げてくるのは決してファンの勝手な思い入れだけではないと自分は信じている。
ディズニーに限らず、アラン・メンケンの新たな仕事に期待したい。